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- 第37回『茶室』見学会
この催しは建築CPD情報提供制度 認定プログラム申請予定です。
令和6年度 (一社)日本建築協会第37回『茶室』見学会
この催しは建築CPD情報提供制度 認定プログラム申請予定です。
■西翁院・澱看席(重文)
千宗旦の弟子である藤村庸軒(1613~1699)によりつくられ、17世紀半ば以降、主として武家による、少々華やいだ茶室がつくられる傾向が強くなっていた時代に、侘びを意識してつくられたのがこの建築です。「わびすき」を強く主張していました宗旦の弟子として庸軒は、新しい空間構成の魅力をとり入れる一方で、強く侘びを意識させる茶室の構えとしました。三畳の座敷は、火灯口をもつ壁によって点前座と客座が切り離された宗貞囲の形式で、点前座を小さく区切ることで、亭主の謙虚さを表現しています。そして、床の間の隅の柱を壁で塗り回した室床や総化粧屋根裏の天井が、侘びの風情をよく表しています。勝手付の下地窓から淀方面が見えるということで、明治以降「澱看席」という名称になったといわれています。初冬の「澱看席」を桐浴先生の解説とともにお楽しみください。
日時 | ※応募を締め切りました 2024年12月7日(土) 13:30~(終了時間未定) |
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定員 | 30名(定員になり次第締切) |
参加費 | 会員:4,000円(内消費税10% 363円) 一般:5,000円(内消費税10% 454円) |
見学先 | 西翁院・澱看席(重文) |
所在地 | 京都市左京区黒谷町121 |
最寄駅 | 京阪「神宮丸太町」から徒歩約20分 市バス「岡崎神社前」から徒歩約8分 |
講師 | 桐浴邦夫(京都建築専門学校 副校長) |
申込方法 |
(1) 催し名「第37回茶室見学会」 (2) 氏名(フリガナ) (3) 会員・一般の別 (4) 職場名または学校名 (5) 郵便番号、住所 (6) 当日連絡先電話番号 (7) メールアドレス (8) CPD単位申請希望者はCPD登録番号を明記 ※見学会は前払制となっております。お申し込み後、協会よりご連絡いたしますので、銀行等で振込をお願いします。振込票の控えをもちまして、領収書に代えさせていただきます。参加費入金確認後、参加証をE-mailで通知します。 |
申込先 | 一般社団法人 日本建築協会(担当:中内) 登録番号:(T4120005003412) TEL : 06-6946-6981 E-mail:jigyoka@aaj.or.jp |
■講師プロフィール
桐谷 邦夫
1960年和歌山県生まれ。
京都工芸繊維大学大学院修士課程で中村昌生先生に師事し、その後東京大学で博士号を取得。専門は、建築歴史意匠・茶の湯文化・伝統建築保存活用。著書に『茶室33選 利休・遠洲から近代まで』(a+u建築と都市2022年11月臨時増刊)、『世界で一番やさしい茶室設計』(エクスナレッジ2020)、『茶の湯空間の近代』(思文閣出版2018)、『近代の茶室と数寄屋』(淡交社2004)などがある。